※「日本宗教・文化コース」の名称は、令和7(2025)年度以降の入学生から適用されます。
インドで生まれた仏教は、長い道のりを経て日本に伝播し、日本の習俗や宗教に影響を受けながら「日本仏教」を形成しました。日本宗教・文化コースでは、日本仏教を中心とした宗教に焦点をあて、日本の歴史や思想、文化について学びます。
また、「人間とは何か」という問題を考えながら、現代社会が抱えるさまざまの問題にアプローチしていきます。
インドでの発祥から日本への伝来・発展にいたるまで、国内外で関心が高まる「仏教」を段階的・総合的に学べるカリキュラムを用意しています。また、一部科目は日蓮宗の資格「僧階講座」にも対応しています。
※令和7(2025)年度からの新カリキュラム導入で、科目名が変更となる可能性があります。
POINT 1「日本仏教」を体系的に捉える
仏教諸宗派の思想や歴史を体系的に学修し、幅広い視野から日本仏教のあり方を見つめます。
POINT 2仏教の叡智を「今」に生かす
多彩な専門科目の学修を通じて伝統的な思想・文化・慣習を再評価し、仏教の叡智を現代に生かす応用力を身につけます。
高校生の頃から「子どもの自己肯定感」に関心があり、これに仏教的視点からアプローチしたいと思っていました。立正大学仏教学部の、特に「法華経」の学びに魅力を感じて志望。1 年次は授業についていくだけで精一杯でしたが、2 年次になって専門科目が増え、「法華経概論」や宗学系の科目では自己の在り方が問われるなど、座学にとどまらない深い学びや気づきが得られる実感がありました。
以前から抱いていた「子どもの自己肯定感に仏教的視点からアプローチする」という学問的な軸とリンクできるのは宗学的視点であると考えるようになり、3年次からは日本仏教コースを選択。立正大学仏教学部でしか学べないことを深めて、卒業後は人と直接関わる仕事に就きたいと思っています。
宗学科 日本仏教コース 在学生
※コース名称はインタビュー時のものです。