仏教学部について

人類の叡智・仏教は、アジアの人々の精神、そして歴史や文化のバックボーンです。立正大学仏教学部長 髙橋堯英

 仏教学部では、1・2年次における学部共通科目の学修と、3・4年次における仏教学科(思想・歴史コース/文化・芸術コース)・宗学科(日本仏教コース/法華仏教コース)の専門的な学修によって、仏教を基軸とした体系化された総合的な教育に取り組み、社会に貢献する人材を輩出しています。
 仏教学科では、アジアに広がる仏教の多様性を視点に、異文化理解を深める教育をおこなうとともに、仏像・仏画などの鑑賞・制作をとおして、文化への総合的な感性を磨き豊かな人間性を培うことを教育の目標としています。
 宗学科では、日本仏教の思想的・歴史的な展開を広く学ぶとともに、鎌倉時代に活躍した日蓮聖人の教えに立脚した立正精神を基本に、宗教への深い理解と教えを実践する人材の育成を目指します。
 混沌とする現代社会の中で、自己と他者を尊重することの大切さを、仏教学部の学びをとおして共に考えてみませんか。