教員紹介

仏教学科

髙橋 堯英 教授

髙橋 堯英たかはし たかひで 教授

専攻 アジア文化史(南アジア)・インド仏教史
主要担当科目 仏教入門、仏教と人間
研究テーマ

法華経成立の社会背景に関心があり、法華経が生まれ育まれたであろう紀元前後頃の西北インド・北インドの仏教とインドの諸宗教について考古資料をもとに実証的にその姿を浮き彫りにしようと試みております。
そこで、北インドのマトゥラーという都市、西北インドのタキシラという都市を中心に、どんな宗教があったのか?仏教寺院の様子はどうであったのか?調べています。

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秋田 貴廣 教授

秋田 貴廣あきた たかひろ 教授

専攻 文化財保存学(彫刻)
主要担当科目 文化財論1・2、芸術実習基礎
研究テーマ

仏像彫刻を主な対象として実際に修復活動を行いながら、現在の「文化財修復」の抱える問題点についての確認作業を行っています。そのために「修復」を取り巻く様々な状況や、社会的事業としての可能性等について考察し、いずれは現在の“文化財 ”の考え方を十分に咀嚼した「修復論」を構築することをめざしています。

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則武 海源 教授

則武 海源のりたけ かいげん 教授

法華経文化研究所長

専攻 仏教交渉史・アジア歴史地理
主要担当科目 仏教学概論1・2、世界の宗教地理1・2
研究テーマ

仏教交渉史は、インドからシルクロードと呼ばれる中央アジア、チベットなどを経由し中国、日本まで伝播した仏教を、歴史的考証はもとより、民族性や文化交流の領域からも検証する学問です。ベースとなる諸文献の考察と、フィールドワークによる実地調査の統合研究により新たな発見が生まれています。

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手島 一真 教授

手島 一真てじま いっしん 教授

専攻 アジア文化史(東アジア)・中国仏教文化史・中国政教史
主要担当科目 東洋文化史1・2、中国仏教史1・2
研究テーマ

中国は19世紀にいたるまで、永く東アジア世界の中心であり、日本を含む周辺諸文化に影響を与え続けた最先進の文明国でした。君臨する皇帝の権威、政治の柱となった儒教、永遠の生命を願う道教、インドから伝わった仏教、それらが相互に関係して現れた歴史と文化について、隋唐時代を中心に研究しています。

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戸田 裕久 教授

戸田 裕久とだ ひろひさ 教授

専攻 インド哲学・語学
主要担当科目 サンスクリット語初級Ⅰ・Ⅱ、宗教の史的展開
研究テーマ

1)インド思想史。特に中世ヒンドゥー教哲学と仏教との相互関係を探究。

2)比較宗教学。特に諸宗教にみられる神秘主義的実践(行)の比較研究。

3)インド古典語学・文学。サンスクリット語の文法を体系的に詳説するとともに、あらゆる型式の語形変化を網羅し辞典的機能を具えた文法書を、現在作成中。

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岡田 愛 准教授

岡田 愛おかだ あい 准教授

専攻 教育行政学
主要担当科目 教育実践の研究、教職実践演習
研究テーマ

子どもの成長を支える学校教育制度の果たす役割について研究しています。
さまざまな問題を抱える現代日本の教育制度を理解するためには、日本だけでなく諸外国の教育制度の成立の歴史や教育理念を知ることも有効です。

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庄司 史生 准教授

庄司 史生しょうじ ふみお 准教授

専攻 仏教思想史・経典形成史
主要担当科目 仏教学演習基礎1・2、法華思想史1・2
研究テーマ

インドで成立した仏教文献(特に般若経)の形成と受容に関する研究を続けています。世界史の中にはまだまだ未解明な部分がたくさんあることから、サンスクリット語やチベット語で記された古典文献の読解を通して、これまで知られていない何かを明らかにしていきたいと考えています。

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久保 真紀子 専任講師

久保 真紀子くぼ  まきこ    准教授

専攻 仏教美術史・アジア文化史(東南アジア)
主要担当科目 アジア美術史1・2、アジア文化史1・2
研究テーマ

東南アジアの寺院建築や美術について研究しています。東南アジア各地で仏教説話やヒンドゥー教の神話叙事詩を主題とする様々な彫刻がみられますが、その表現をじっくりと観察し、丁寧に調べてゆくことで、寺院を建造した権力者たちの宗教観や統治理念に思いを馳せることができます。

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日比 宣仁 助教

日比 宣仁ひび せんじん 助教

専攻 中国仏教思想
主要担当科目 文献読解基礎演習1・2、文献学演習1・2
研究テーマ

中国天台宗の初祖とされる智顗(538-597)と、第二祖灌頂(561-632)の思想を研究しています。智顗は独自の思想を打ち立て、天台教学を大成しました。灌頂は智顗の教説を受け継ぎました。灌頂による智顗からの教学伝受については未解明な点が少なくありません。中国仏教の文脈においてこの点を明らかにすることは、天台教学の本質の一端を究明することになるでしょう。

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宗学科

寺尾 英智 教授

寺尾 英智てらお えいち 教授

 学長 

専攻 日蓮教団史
主要担当科目 【大学院】宗史演習3・4
研究テーマ

日本仏教の展開を、日蓮聖人と法華経信仰をキーワードにして研究を進めています。寺院は歴史資料の宝庫です。お堂やお蔵、境内を巡りながら様々なモノを直接手にとり、人々の歩んできた道筋を跡づけていきます。

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原 愼定 教授

原 愼定はら しんじょう 教授

日蓮教学研究所長

専攻 日蓮教学
主要担当科目 法華経概論1・2、観心本尊抄講義1・2
研究テーマ

罪と救いをテーマとして、日蓮聖人の法華経信仰の世界を探究しています。
法華経には、あらゆる生命の尊厳性を前提としながら、一人ひとりが自己の役割に目ざめ、社会の中で前向きに生き抜くための叡智が説かれています。日蓮聖人の生き方を通して、信仰をもって生きることの苦渋と法悦について学ぶことを目標としています。

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三輪 是法 教授

三輪 是法みわ ぜほう 教授

専攻 日本仏教思想・日蓮教学
主要担当科目 日本仏教思想概論、開目抄講義1・2
研究テーマ

日本仏教思想と、近代日本における法華信仰について、哲学や心理学などを含めた複合的視点で研究しています。仏教は人間が抱えるさまざまな問題を解決することができる要素を持っていると思います。形骸化してしまったと言われる仏教を、思想的研究によって捉え直し、再構築することを試みていきます。

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安中 尚史 教授

安中 尚史あんなか なおふみ 教授

 学部長 

専攻 日本仏教史・日蓮教団史
主要担当科目 日本仏教史概論、現代宗教研究
研究テーマ

日本における仏教の展開を中心に研究しています。特に近代という時代に焦点をあてて、政府の宗教政策への対応や、神道・キリスト教といった他宗教との関連、東アジアや北米地域への進出など、様々な側面から当時の日本仏教の動向について紐解きます。

教員情報

丹治 恭子 准教授

丹治 恭子たんじ きょうこ 教授

専攻 教育社会学
主要担当科目 学修の基礎Ⅰ・Ⅱ、社会学概説
研究テーマ

乳幼児期を中心とし、子育てと社会との関わりについて研究しています。自分の「生」に関わることすべてを他者に委ねるところから、私たちの人生はスタートしています。子育てという営みを手がかりに、生きることに他者が深く関わる「人間」という存在について考えています。

教員情報

田村 亘禰 准教授

田村 亘禰たむら かんじ 准教授

専攻 法華教学史・日蓮教学
主要担当科目 天台学概論1・2、宗学史概論1・2
研究テーマ

法華教学史・日蓮宗教学史を主に研究しています。日蓮聖人を軸にして、それ以前の仏教思想史(なかでも法華経を中心とした思想史)と、それ以後の日蓮教団の思想史の展開をさぐっています。
 

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本間 俊文 専任講師

本間 俊文ほんま しゅんぶん 准教授

専攻 日本仏教史・日蓮教団史
主要担当科目 日本文化史概論、日蓮聖人伝1・2
研究テーマ

日本中近世における仏教の歴史的展開について研究しています。寺院に所蔵される歴史資料の調査・整理・読解作業を通じて、仏教と社会の関係性や文化的影響の解明に取り組んでいます。史料が語る多彩で豊富なメッセージを読み解き、日本仏教史の新たな一面を共に探求しましょう。

教員情報

戸田 教敞 助教

戸田 教敞とだ きょうしょう 助教

専攻 日本仏教史・日蓮教団史
主要担当科目 文献読解基礎演習1・2、日本仏教文献演習1・2
研究テーマ

近代における日本仏教の展開について研究しています。明治維新以降、日本の近代化にともない、僧侶の立場や人々の信仰のあり方が大きく変化しました。日本仏教の歴史をふまえながら史料を読み解き、近代仏教の特質を捉えることを目指します。

教員情報

名誉教授

  • 庵谷 行亨
  • 冠 賢一
  • 北川 前肇
  • 坂輪 宣敬
  • 佐々木 孝憲
  • 仲澤 浩祐
  • 松村 壽巖
  • 三友 健容
  • 安田 治樹
  • 渡邊 寶陽(特別栄誉教授)

(五十音順)