在学生・卒業生の声

卒業生 矢澤亮奈さん

卒業生 
矢澤亮奈さん

あなたはなぜ宗学科に入学しましたか?

私は家がお寺なので、仏教を身近に感じることができる環境で育ちました。

お寺には悩みを抱え、相談に来られる方がたくさんいらっしゃいます。悩んで暗い顔をしていた方が、祖父である住職に悩みを相談し、本堂で手を合わせお題目を唱えたら、帰る頃には明るい笑顔になっています。 私も悩んでいる方の側に寄り添い、少しでも力になりたいと思いました。

父の勧めで、立正大学に仏教学部があることを知り、高校2年生の夏休みを利用して、オープンキャンパスに行きました。仏教学部のブースでは、分からないことだらけの私に、先生や先輩たちが丁寧に優しく接して下さり、仏教や日蓮聖人のことについても詳しく説明してくれました。そして高校卒業後は宗学科に入学することを決意しました。

卒業生 矢澤亮奈さん

宗学科での学びの中で、最も印象に残っていることはなんですか?

机の上での学修だけではなく、法要実習の講義や海外研修などもあり、実践の勉強、経験もできるという点が印象に残っています。

宗学科での学びを通じて何を得て、それをどのように将来に活かしていきたいですか?

仏教の教えや宗学を学ぶことができるとともに、信仰を持つことの大切さを先生方の講義から学びました。大学4年間で学修した宗学を活かして、信仰を持つことの大切さを一人でも多くの方に伝えていきたいです。

卒業後、宗学科での学びが役立ったことがあれば教えて下さい。

大学卒業して2か月後、日蓮宗信行道場に入場させていただきました。その際に、宗学科で学んだことを念頭に修行に励むことができました。とくに、日蓮聖人の身延山における9箇年のご生活に関心を持っていたので、身延山での修行がより充実した経験になりました。