平成28年度 立正大学仏教学部社会人オープン講座 受講要領



1.開設の趣旨

立正大学仏教学部では、生涯教育の一環として、また、日本精神文化の華である仏教を広く紹介するために社会人に対するオープン講座制度を開設いたしております。この講座の特徴は、社会人のみによるクラスの編成をするのではなく、学部開設の 指定科目に学生と共に出席をして学習するところにあります。

2.資格

高等学校卒業程度以上の学力があり、年間を通じて通学できる意欲のある方。

3.募集人員

若干名

4.受講期間

平成28年度の1年間(立正大学の学年暦に従います)

5.出願手続き

1)期  間
 平成28年2月22日(月)から3月23日(水)まで(土・日・祝日及び3月4日を除く)
2)提出書類
 社会人オープン講座受講志願票・誓約書(本学部所定のもの)
 ※社会人オープン講座受講志願票では写真(4cm×3cm上半身脱帽)の添付が必要。
3)申込場所
 立正大学 仏教学部事務室 <社会人オープン講座係>
 〒141-8602 東京都品川区大崎4-2-16 TEL03(3492)8528
 JR山手線・都営浅草線 「五反田駅」下車(徒歩約5分)
 JR山手線・湘南新宿ライン・埼京線・りんかい線 「大崎駅」下車 (徒歩約5分)
 東急池上線 「大崎広小路駅」下車(徒歩約1分)
 ※提出書類はTELまたはメール(bst@ris.ac.jp)にてご請求ください。
 ※科目によっては、4月以降受け付ける場合もありますので、お問合せください。

6.選考

1)期   日: 平成28年4月1日(金)午後5時00分から
2)場   所: 立正大学  品川キャンパス 9号館
           ※ 新規に社会人オープン講座受講を希望される皆様・・・9B14教室
           ※ 過去に社会人オープン講座受講をいただいた皆様・・・9B23教室
3)選考方法: 書類審査および面接
4)選 考 料: 無料
  ※選考のご案内等はお送りいたしませんので、当日会場までお越しください。

7.受講許可

選考日当日にお知らせいたします。また、当日は受講説明会も行います。

8.受講科目

社会人オープン講座の受講を許可された方は、平成28年度開設科目のうち、オープン講座として開設された講座の中から※3講座を限度として選択し、受講できます。しかし、受講者数等により受講講座を変更していただくこともあります。受講講座によっては、担当教員が試験または面接を実施する場合もあります。単位は認定いたしません。単位・資格の必要な方は、科目等履修生制度によって受講されることをおすすめ致します。
また、社会人オープン講座の授業(世界の宗教地理1、芸術研究5、社会と宗教2、比較思想論2、仏教史特講2、インド思想史1、仏教デス・エデュケーション、海外仏教文化研修2、国内仏教文化研修2を除く)は通年での受付とさせていただきます。
※「海外仏教文化研修2」「国内仏教文化研修2」は、年間制限科目(3講座)には含みません。

9.修了証

受講状況の良好な受講生には、平成29年3月末に「修了証」を授与します。

10.立正大学オープン講座生証(身分証明書)の発行

立正大学情報メディアセンター(図書館)の利用や、一部授業での出席確認に使用します。

11.費用

1) 入 学 金:無料
2) 受 講 料:1講座につき、年額30,000円
 ただし「世界の宗教地理1、芸術研究5、社会と宗教2、比較思想論2、仏教史特講2、インド思想史1、
 仏教デス・エデュケーション、国内仏教文化研修2」は、15,000円
3)教科書・教材・研修旅行参加費等は自己負担

12.受講上の注意

担当教員や学生に迷惑をかけるような行為があった場合には、受講をお断りすることがあります。同一科目の受講は原則として2年間を限度とします。 無届け科目・無許可科目等の受講はご遠慮ください。

13.その他

詳細は、立正大学仏教学部事務室<社会人オープン講座係>にお問い合わせください。

立正大学 仏教学部事務室 社会人オープン講座係
〒141-8602 東京都品川区大崎4−2−16
電話 :03−3492−8528
FAX :03−5487−3352
E-mail:bst@ris.ac.jp

平成28年度 立正大学仏教学部社会人オープン講座 開設科目

インド仏教史1・2 木1限
本講では、仏教の史的展開を中心に、インドの言語と人種、インドの諸宗教思想と文学を講述し、インド仏教の特性を把握せしめることをめざします。
中国仏教史1・2 金4限
中国への仏教伝来から思想教学の最盛期といわれた唐代までを中心に、時代背景との関連をふまえながら紹介します。
東洋文化史1・2 金1限
中国に生成した宗教思潮としての儒教・道教の基礎的理解を踏まえ、仏教が中国社会に浸透し発展していくなかで行われた儒仏道三教の交渉の事情を考察します。
日本仏教史1・2 木6限
6世紀に日本に到来した仏教は、日本人の思想や行動、文化に多大な影響を及ぼすこととなり、今日まで及んでいます。本講義では、日本に仏教が伝来し、その後、国家的に受け入れられ、定着を果たした過程について考察します。
法華経概論(一)(二) 木2限
日蓮宗の根本聖典である漢訳『妙法蓮華経』(『法華経』)の構成とその教えをたずねることを目的としています。さらに日蓮聖人と天台・伝教両師の法華経観を対比して、聖人教学の特色を明らかにしたいと思います。
天台学概論1・2 木5限
天台学は法華経理解の基本的学問です。天台学の枢要は「教史」「教観」「戒密」などに分類し体系づけられています。授業では天台学の根幹である「教観」のうち「教」に視点を当てて学修します。「教」とは教義を意味します。
天台学における教義の大綱は五時八教です。したがって五時八教の学修は法華経理解にとって不可欠であります。
日蓮聖人伝1・2 月4限
日蓮聖人の生涯を思想・行動の両面から究明し、聖人がいかに思索し、そしていかに行動し、その法華経弘通の生涯を貫かれたかを見ていきます。
立正安国論講義1・2 金3限
日蓮聖人が鎌倉幕府の前執権北条時頼に対して上奏した『立正安国論』を講読し、仏教者として生きる者の責任と基本態度を学んでいきます。
開目抄講義(一)(二) 火3限
日蓮聖人が上行菩薩としての自覚的世界を表明された重要な著作である『開目抄』を通して、日蓮聖人の宗教の特色について学びます。
観心本尊抄講義(一)(二) 木3限
日蓮聖人が佐渡流罪中、「当身の大事」として著述された『観心本尊抄』は、聖人にとって最重要の教義書です。そこで『観心本尊抄』の書誌学的な面や、『観心本尊抄副状』に見られる聖人の「心」をたずね、ついで本書の構成を学習し、さらに本書の講読を通して、日蓮聖人の教えについて学習します。
宗学概論1・2 火5限
日蓮聖人によって構築された独自の法華教学=「宗学」の基本的事項を体系的に学修します。特に、五義・一念三千・三大秘法などの宗学の根幹について学修します。
宗史概論1・2 火4限
日蓮聖人滅後の日蓮教団の展開について、戦国時代までを中心として紹介します。
宗学史概論(一)(二) 木4限
日蓮聖人滅後に、その思想・信仰がどのように門下によって継承され、展開したかについて考察します。
サンスクリット語 初級T・U 火5限
仏典等の原典を読むために必要なインドの古典語、サンスクリット語(梵語)を基礎から学びます。その発音・文字・文法の大要を、初心者向けに易しく解説します。また、東洋諸言語に与えた影響や西欧諸言語との関連性、仏教用語の翻訳上の問題等にも言及します。
日本美術史1・2 木4限
わが国の造形美術は、古くから大陸や半島の影響を受けつつ、独自の感性に支えられて発達してきました。ことに仏教文化とその美術は、古代以降多様な展開を遂げて、それぞれの分野に最高度の芸術性を達成しました。この授業では仏教美術を軸に、前期では先史時代から平安時代末期まで、後期では鎌倉時代から近世の江戸時代にわたり、主要な美術作品をパワー・ポイント等で紹介しながら、ひろく日本美術の変遷を概観します。
仏教文化史特講1・2
〈シルクロードの歴史と美術〉
木5限
シルクロードを通わせる内陸アジアが仏教の東漸に果たした役割は大きく、各地それぞれに特徴的な仏教文化の華を咲かせ、インドから中国、さらに遠くわが国へと至る仏教の流通を導きました。この授業ではこれらシルクロードに沿う地域の歴史と美術に焦点づけ、アフガニスタンから西トルキスタン、及び中国新疆ウイグル自治区に相当する東トルキスタン各地に点在する遺跡や遺物を通して、インドに起源する仏教が東漸の間に蒙った種々の変容を探ります。
芸術実習[仏像T](第1期) 月4-5限
※2時限連続授業
この授業では仏像彫刻の制作実習を行います。実際に小像を造りながら、彫刻芸術としての仏像の造形的世界を体感するとともに、自分の感性のあり方を知ることを目的とします。
[材料費・鋳造費用は別途徴収]
世界の宗教地理1(第1期) 火2限
インドから中国に至る内陸アジアでは、地理的環境の中で多くのオアシス国家が成立し、仏教の受容と展開に大きな影響を与えてきました。シルクロードの地理的環境を理解し、その各地域で展開した仏教の諸交渉を歴史的・民族的・文化的背景とともに探っていきます。
芸術研究5(第1期) 火5限
日本の伝統音楽「邦楽」は変化と発展の歩みを続けながら現代まで脈々と受け継がれています。この授業では箏曲・琴に主軸を置きつつ伝統的な邦楽全般に関する基礎知識をお伝えします。代表的な曲を実際に演奏してお聴かせいたしますので、日本人の心に深く刻まれた調べ・響きをお楽しみいただければ幸いです。
社会と宗教2(第1期) 金2限
古来、宗教は現実社会に生きる衆生に直結していた。日本中世の各宗祖師のあり方は、その代表と言える。現代社会においても、そのあり方は当然継承されなくてはならない。このような立場から現代社会を概観し、現代社会の抱える諸課題について概観し、あわせて宗教が諸問題にどう関われるかを講義する。
比較思想論2(第1期) 金3限
世界の諸思想には、少数精鋭の思想家達の深遠にして尖端的な思索により構築された哲学もあれば、それぞれの風土に根付いた普段の生活の中で悠久の時をかけて民衆の間で緩やかにしかし着実に育まれ自然な形で合意されるに至った良識というようなものもある。それらを成立させた基盤や条件に注意を向けつつ、世界の諸思想を比較し考察する。
仏教史特講2(第2期) 月2限
チベットは古来より現在に至るまで仏教が発展した地域です。地理的条件から諸地域と活発に交渉し時代の変遷とともに重要な役割をはたしてきました。歴史的にチベットがどのように発展し、その過程で仏教交渉をいかに重ねていったかという経緯を探っていきます。
インド思想史1(第2期) 金3限
多様性の中の統一感を謳われるインド文化圏の、多彩にして豊饒なる思想潮流の表層流と底層流と潮目を浮沈遊泳しつつ、諸思想相互の有機的連関による発展の歴史を、サンスクリット原典等の文献資料を頼りに考察し解明することを目的とする。本年度第2期の授業はその前半に当たり、インド文明の黎明期から婆羅門教の成立と展開、仏教興起時代の自由思想家と大乗仏教運動までを扱う。
仏教デス・エデュケーション(第2期) 金6限
生あるものに死は必ず訪れます。死は避けることのできない人生の最大の課題です。人は、死を真剣に見詰めたとき、生きることの本当の意味を知ります。仏教の視点から、生と死の本質について考え、私たちはいかに生きるべきかについて共に学んでいきます。


海外仏教文化研修2 研修地:
西域・シルクロード
本年度の海外研修はシルクロード(東トルキスタン)天山南道のクチャから西安までのルートを巡ります。このルートは妙法華経の訳者・鳩摩羅什三蔵の生誕から終焉の地域でもあり、キジル石窟や敦煌石窟を含む八大石窟とシルクロードに現存する仏教に関する遺跡を視察し、仏教の伝播や変容、諸民族・諸宗教・異文化との融合、地理的・地勢的な関係などを現地で研修します。
国内仏教文化研修2 研修地:新潟・佐渡
本年度は9月中旬に、2泊3日で新潟・佐渡にて研修を行う予定です。旅程および事前学習会の日程、ならびに申し込み要領の詳細については、4月開催の受講説明会にてお知らせいたします。

授業時間

1時限  9:00〜10:30
2時限 10:40〜12:10
3時限 12:50〜14:20
4時限 14:30〜16:00
5時限 16:10〜17:40
6時限 18:00〜19:30
7時限 19:40〜21:10

授業日

1期
 授業日 4月07日(木)〜7月27日(水)
 補講日 7月23日(土)

2期
 授業日 9月24日(土)〜1月21日(土)
 補講日 1月23日(月)・1月24日(火)

〔休日授業日〕
 ※10月10日(月)「体育の日」は授業を行います。
 ※11月23日(水)「勤労感謝の日」は授業を行います。
 ※12月23日(金)「天皇誕生日」は授業を行います。

〔振替授業日〕
 ※11月1日(火)は土曜日の授業を行い、火曜日授業は行いません。