大震災三回忌にあたり、
特別公開講座「宮澤賢治の生き方に学ぶ」を開催


3月9日(土)午後1時半より石橋湛山記念講堂において、東日本大震災3回忌・特別公開講座を開催しました。
本公開講座は3部より構成され、第1部では追悼法要を、古河良晧理事長導師のもと、教職員・学生有志(日蓮宗宗立谷中学寮生・堀之内学寮生)が出仕し、心をこめて厳修いたしました。
第2部では特別講演会(シンポジウム)を開催し、被災地でもある岩手県花巻市出身の童話作家・宮澤賢治から、震災の苦しみや悲しみ等を乗り超える生き方を学びとることを主題に、北川前肇教授がコーディネーターとなり、正木晃非常勤講師が「宮澤賢治の法華経信仰」、宮澤和樹氏(宮澤賢治の実弟・清六氏の孫、林風舎主宰)が「雨ニモマケズの意義」、原愼定学部長が「デクノボー精神―常不軽菩薩と日蓮聖人に共通する贖罪の観点から―」と題して、それぞれ熱のこもった講演を行い、ディスカッションを通じて理解を深めました。
第3部では、箏と十七絃・高畠一郎氏、尺八・田嶋謙一氏による追悼演奏会「箏と尺八による祈り」が行われました。「哀歌」(十七絃・尺八)、「鶴の巣籠」(尺八独奏)、「二つの変奏曲」(箏独奏)、「泉」(箏・尺八)等が演奏され、会場は哀悼の念と復興への希望が湧き上がってくる厳(おごそ)かな旋律に包まれ、感動の思いをもって特別講座を締めくくりました。



3回忌追悼法要

特別講演の講師陣

北川教授と正木講師


原学部長と宮澤和樹氏

心を揺さぶる十七絃と尺八

箏の独奏


高畠先生による曲目の解説