法華経について

法華経(ほけきょう)は、くわしくは『妙法蓮華経』と称します。

法華経は「諸経の王」(すべての仏教経典の王)として古来より尊崇・信仰をあつめてきました。
法華経は「一乗」、すなわち、すべての教えを統一する経典とされます。

法華経の前半を迹門(しゃくもん)、後半を本門(ほんもん)と称します。 迹門では、すべての生命・存在が平等に仏の慈悲を受け、等しく成仏できる存在であることが明かされます。

本門では、仏教の開祖である釈迦牟尼仏(お釈迦さま、釈尊)は、実は久遠の生命をもち、常に私たちを見守り導かれている仏であることが示されます。

日蓮聖人は、この久遠の本師である釈迦牟尼仏の修行と〈悟り〉の功徳が、すべて法華経の題目にそなわると説きます。 そして題目を信じ受け持(たも)つ信仰によって、個人の安寧と国家社会の安泰が得られるとし、迫害を超えて題目「南無妙法蓮華経」の教えを弘められました。