宗学について

「我れ日本の柱とならむ、我れ日本の眼目とならむ、我れ日本の大船とならむ」

これは、日蓮聖人の著書『開目抄』の言葉で、「三大誓願(さんだいせいがん)」と呼ばれています。
立正大学の建学の精神である「真実を求め至誠を捧げよう、正義を尊び邪悪を除こう、和平を願い人類に尽そう」は、この三大誓願を現代的に表現したものです。

「宗」とは、「おおもと」「かなめ」「根本的なもの」といった意味あいをもつ言葉で、我々が生きるための拠り所となるものを指しています。
人間の本質である、生きていくための拠り所を探求し、それをすべての人々にとって有用な価値として還元すること、これが「宗学」の学問的意義です。

「宗学科」では、鎌倉時代に活躍した偉大な宗教者である日蓮聖人の行動と思想を研究し、その思想・信仰が700年以上という時の流れの中で、どのように展開し、社会に影響を与えてきたかを学びます。
日蓮聖人の情熱や思いに触れ、その教えを現代に再構築し、また社会生活に活かし、同時に自分自身をも高めていく学問の場が「宗学科」なのです。

日蓮聖人と自分の人生観や価値観を照らし合わせて考えることで、自らの人生の指針を発見し、よい意味で自分の殻が破られたとき、これまで自分が抱いてきた人生観・価値観に大きな変化が起きていることに気付くでしょう。4年間の修学でそれができれば、すばらしいことだと思います。