仏教学科:教員紹介

名誉教授

佐々木 孝憲 名誉教授
小谷 幸雄 名誉教授
坂輪 宣敬 名誉教授
仲澤 浩祐 名誉教授
伊藤 瑞叡 名誉教授
三友 健容 名誉教授

仏教学科教員

安田治樹 教授
安田治樹教授 ●研究テーマ
わが国を含め東アジア一帯に行われた仏教とその造形活動は、インド古代初期とは異なって大部分が大乗によって占められます。観音など大乗諸菩薩が活躍し、阿弥陀をはじめとする理想仏による救済を宣揚し、それらの造形化に邁進した大乗仏教美術が、いつ、どこで、どのような経緯の下で展開の契機をもつに至ったか、その初期相に焦点づけた研究に従事しています。

●主な業績
『図説ブッダ』(共著/河出書房新社)
「ガンダーラ仏と蓮花座」(論文)

●座右の銘
巧言令色、鮮矣仁。(こうげんれいしょく、すくなし じん)

●メッセージ
日本の伝統的な仏教文化を探求することによって、君たちの未来が開けてくる。美術館や寺院を一緒に訪ねてみよう。
橋堯英 教授
●研究テーマ
法華経成立の社会背景を理解したく思っております。従って、法華経が生まれ育まれたであろう紀元前後頃の西北インド・北インドの仏教とインドの諸宗教について考古資料をもとに実証的にその姿を浮き彫りにしようと試みております。そこで、北インドのマトゥラーという都市、西北インドのタキシラという都市を中心に、どんな宗教があったのか?仏教寺院の様子はどうであったのか?調べています。

●主な業績
『仏教の修行法』(共著/春秋社)
「仏教と家族生活 ―サカ・クシャン時代を中心として ―」(論文)

●座右の銘
“今 ”の努力で “日々是好日 ”

●メッセージ
インドカレーで有名なインドは、非常にふところの広い国です。その宗教性、精神性、伝統文化を一緒に学んでゆきましょう。
高橋堯英教授
秋田貴廣 教授
秋田貴廣教授 ●研究テーマ
仏像彫刻を主な対象として実際に修復活動を行いながら、現在の「文化財修復」の抱える問題点についての確認作業を行っています。そのために「修復」を取り巻く様々な状況や、社会的事業としての可能性等について考察し、いずれは現在の “文化財 ”の考え方を十分に咀嚼した「修復論」を構築することをめざしています。

●主な業績
「彫刻修復における補彩について ―文化財修復論構築の試み ―」 (論文)
仏像彫刻の修復実績多数

●座右の銘
人生を豊かにする秘訣は“なる”感覚?!

●メッセージ
自分が属している「文化」を理解しようとすることは、自分でもよくわかっていないじぶんに出会う機会です。
則武海源 教授
●研究テーマ
仏教交渉史は、インドからシルクロードと呼ばれる中央アジア、チベットなどを経由し中国、日本まで伝播した仏教を、歴史的考証はもとより、民族性や文化交流の領域からも検証する学問です。ベースとなる諸文献の考察と、フィールドワークによる実地調査の統合研究により新たな発見が生まれています。

●主な業績
『西チベット仏教史・仏教文化研究』 (山喜房佛書林)
『法華経入門』(角川選書)

●座右の銘
率先垂範

●メッセージ
アジア諸民族・諸地域をつなぐ共通の文化は仏教です。この仏教の変遷や地域交渉を楽しく研究しましょう。
則武海原
手島一真 教授
手島一真 ●研究テーマ
中国は19世紀にいたるまで、永く東アジア世界の中心であり、日本を含む周辺諸文化に影響を与え続けた最先進の文明国でした。君臨する皇帝の権威、政治の柱となった儒教、永遠の生命を願う道教、インドから伝わった仏教、それらが相互に関係して現れた歴史と文化について、隋唐時代を中心に研究しています。

●主な業績
『道教関係文献総覧』 (共編著/風響社)
「唐代宮中の仏教と道教」 (論文)

●座右の銘
自制の力 学問の智恵 感謝の心

●メッセージ
さあ、知の大海へ船出しよう。天?聖賢?占い?いにしえの大陸は、文化の水底を探る手懸りで一杯です。
戸田裕久 教授
●研究テーマ
1)インド思想史。特に中世ヒンドゥー教哲学と仏教との相互関係を探究。 
2)比較宗教学。特に諸宗教にみられる神秘主義的実践(行)の比較研究。 
3)インド古典語学・文学。サンスクリット語の文法を体系的に詳説するとともに、あらゆる型式の語形変化を網羅し辞典的機能を具えた文法書を、現在作成中。

●主な業績
『梵語便覧』(私家版)
「中世ヒンドゥー教一元論哲学における自然観」 (論文)

●座右の銘
Every cloud has a silver lining.

●メッセージ
主義教条にとらわれない自由な精神、固定観念をはなれた自由な発想が最も大切。でもその前に、人類の知的遺産から謙虚に学ばねば、と思っています。
戸田裕久
岡田愛 講師
岡田愛 ●研究テーマ
子どもの成長を支える学校教育制度の果たす役割について研究しています。さまざまな問題を抱える現代日本の教育制度を理解するためには、日本だけでなく諸外国の教育制度の成立の歴史や教育理念を知ることも有効です。

●主な業績
『現代の教育を考える』(共著・北樹出版)
『教育基本法を考える』(共著・北樹出版)

●座右の銘
No rain, no rainbow

●メッセージ
「何事も楽しく」大学院の恩師の言葉です。予期せぬ出来事に遭遇したときにも、何か楽しさや面白さを見出して前進する姿勢は「生きる力」の一つだと思います。
庄司史生 講師
●研究テーマ
初期大乗経典である般若経典の成立とその形成過程を解明する研究にとりくんでいます。
特にインド・チベットでの展開に興味を持っています。

●主な業績
「チベット語訳『八千頌般若波羅蜜多』の系統分類とその基準」(論文)
『立正大学大崎図書館 今昔蔵書撰』(分担執筆/立正大学大崎図書館)

●座右の銘
急がば回れ

●メッセージ
文献によく目を凝らすと、それが何かを語りかけてくる瞬間があります。
長い年月を経た文献との対話を、ゆっくり楽しんでゆきましょう。
庄司史生
佐々木一憲 特任講師
佐々木一憲 ●研究テーマ
後期インド仏教中観派の修道論を中心に、「修行とはどういうことなのか」、「仏教徒はいかなる理想を追い求めてきた」のかということを、時代や地域の特性と照らし合わせながら理解したいと考えています。その一環として、われわれ現代日本人にとっての仏教というテーマについても常に意識的でありたいと思っています。

●主な業績
『ブッダの言葉』(共著/新潮社)
―ブッダの残した言葉を現代インドの情景写真に重ねて紹介する本書。私は章ごとのテーマ解説を担当しています。
「チベットにおけるシャーンティデーヴァ伝承の形成―大波濤行という法統について―」(論文)
―7世紀インドの学匠シャーンティデーヴァの著作がチベット仏教独自の修道体系(ラムリム)の形成において重要な地位を占めるに至った経緯の一端を考察しています。

●座右の銘
我以外皆我師

●メッセージ
誰が言った言葉なのか定かではありませんが、「人はそれぞれ年ごとに先達となる」という言葉があります。新入生として入学してきた皆さんにも一年後には後輩ができることになりますが、その後輩たちに毎年、先んじて成長している風格を見せることができるか。その思いで学んでいけば、4年後、入学時に想像していた以上の成長をとげた自分を実感できると思います。この学び舎で一緒に頑張ってまいりましょう。